ラッコの歌 – 歌詞 Q&A

記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

公式HP>>수달의 노래 – 가사 Q&Aより

가리나 프로젝트의 일본 지부장 *****님에게서 이런 질문이 도착했습니다.
정말 굉장한 수준의 한국어를 구사하시는 분인데요.
(가끔 한국 사람들보다 낫지 않은가… 싶을 정도로)

GARINA PROJECTの日本支部長からこんな質問が届きました。
本当にすごい水準の韓国語を駆使される方ですよ。
(時々韓国人より優れていないか・・・と思う位に)

네, 질문은 언제나 환영입니다!
제 답변.

ハイ、質問はいつでも歓迎です!
私の答え。

제 가사가 대중 가요치고는 별로 친절한 편은 아닙니다. 저도 알고 있어요.
연애 이야기로 해석되기도 하지만 (사실은 전혀 연애담이 아닌데!)
가리나 프로젝트 1집은 “소통”에 대한 이야기들,
그리고 2집은 “성숙”에 대한 이야기들을 만들고 있죠.
다른 가사들도 뒷이야기를 들려드릴 기회가 있다면 좋겠네요.
정말 뜻밖의 이야기였구나! 하실 수도 있으니까요.

私の歌詞が大衆歌謡にしてはあまり親切な方ではありません。私も分かっています。
恋愛話に解析されたりもしますが(実際は全然恋愛談ではないのに!)
GARINA PROJECT1集は「コミュニケーション」についての話
それから2集は「成熟」についての話を作っています。
他の歌詞も裏話をお聞かせする機会があればいいですね。
本当に予想外の話だったな!と言う事もあるからね。

まず、この「ラッコの歌」について、何故質問したかについて
先にお話しておきます。

最初この歌を聞いた時、そしてMVを見て感じたのは
一言で表すと「色々あるけど、マイペースで行くんだ〜」的な歌詞だと思っていて
改めて歌詞をよく見てみると、「얕은 숨도 쉬지 않는다」の部分でつまづいてしまいました。

私はこれを「浅い息も休まない」だと思ったんです。
深く眠っていて息が浅い状態?かと考えたんですが
その後に続く歌詞を考えた時に少し違うな・・・と。

そこで調べてみると、「いきなし(息無し)、一息」と出て来て
増々、?????でした。
韓国人の友達に聞いたら「잠 아니면 죽음을 의미하는 것 같아요」と言われました。

また、日本語が上手なMさんに聞いたら
「浅い息もしていない」「息が弱くて、死んでいるような様子のこと」
「ほぼ息なしだと感じるぐらい、弱い息だって意味」と教えてくれました。

なるほど!
そこはそう言う意味ね〜♪と思ったのも束の間・・・
アレ・・・?
息してない?
死んでいる様な事?
やっぱり「死」という言葉が出て来てる!
これって、悲しい歌だったの〜?!(◎_◎;)

でも、そう思ったら、その後に続く「가벼워진 내가 떠간다」も
なんか理解出来る様な・・・
というか、その前に出て来る歌詞の
「오늘은 오늘 밤에는 빛나는 보름 떨어지는 별 빛을 가려도」
も、なんかそんな感じ?と思って
最初に感じたイメージと全然違ってて。

でも、そう思って聞くと全てが繋がって来る気がして。
ただ、私の悪い癖で深読みし過ぎ?とか色々考えたら
ますます気になってしまって
そこで「歌詞の本当の意味は歌詞を書いたdkさんに聞くのが一番だ!」と思って
思い切って質問してみました。
私の質問は、そんな事を短く書いています。

そして、dkさんからの返事は・・・

이런게 가리나 프로젝트의 묘미
해석하시는 분들에 따라 다를 수 있겠지만, 저 개인적으로는 수달의 노래는 그간 가리나 프로젝트의 노래 중에 가장 슬픈 노래라고 생각합니다.
노래 시작하면 맨 처음 나오는 얘기가… 살다보면 어디로부터 왔는지, 대충 어디로 가게될지 알고는 있지만, 얼마나 더 가게 될지, 언제 죽을지는 모르는게 인생이라는 내용이죠.
수달은 물에 떠 있고, 하늘을 바라보는 것은… 넘을 수 없는 사회 계층의 괴리감을 상징합니다. 저곳은 그저 멀기만 하다는 것도, 어차피 지금껏 흘러온 것은 내 맘대로 온 것이 아니다 라는 것도, 전반적으로 삶에 대한 다소 염세적인 태도, 혹은 이미 어느 정도 포기해버린 마음… 자포자기 or 좋게 말하자면 안분지족(安分知足)의 자세인거죠. 이 수달은 이미 젊은이는 아니예요.
밤과 떨어지는 별은 죽음을 묘사하는데, 이마저도 빛나는 달빛에 가려진다는 얘기는 주목받지 못하는 수달의 인생을 더욱 강조하는 부분이고, 결국 그렇게 수달은 떠납니다. 얕은 숨도 쉬지 않는다, 가벼워진 내가 떠난다는 것은 숨도 쉬지 않는 (죽은) 수달의 혼이 수달을 떠나는 것을 짧게 적은 것인데, 그렇게라도 하늘로 떠오르는게 수달에게는 마지막 해피엔딩이었을지도 모른다는 생각도 조금 들었습니다.
가사는 항상 짧아야 하다 보니까 축약하거나 간접적으로 여지를 많이 남기게 되는데요. 그래서 저 역시 정말 많은 고민을 하면서 적게 됩니다만, 이런게 가사만이 줄 수 있는 매력이 아닐까요?

こんなのがGARINA PROJECTの醍醐味。
解析される方によって違うことがありますが、私個人的には「ラッコの歌」はこれまでGARINA PROJECTの歌の中で一番悲しい歌だと思います。
歌が始まると、最初に出て来る話が・・・生きてみるとどこから来たのか、大体どこへ行くのか分かっているが、どれくらい行くのか、いつ死ぬのかは分からないのが人生だという内容でしょう。
ラッコは水に浮いていて、空を眺めるのは・・・超えられない社会階層の乖離*1感を象徴します。
あそこはただ遠いだけという事も、どうせ今まで流れて来た事は私の思うまま来た事ではないということも、全般的に人生について多少厭世*2的な態度、あるいは既にある程度諦めてしまった心・・・自暴自棄 or 良く言えば安分知足*3の姿勢でしょう。このラッコはすでに若者ではないです。
夜と流れ星は死を描写し、それさえも輝く月明かりに遮られるという話は注目されないラッコの人生をさらに強調する部分で、結局そのようにラッコは去って行きます。
浅い息もしないんだ、軽くなった僕が行くんだという事は、息もしない(死んだ)ラッコの魂がラッコを去る事を短く書いた事で、そうでも空に浮かぶ事がラッコには最後のハッピーエンディングだったかも知れないという考えも少ししました。
歌詞はいつも短くしなくてはいけないから、縮約したり間接的に余地を多く残す様になるけど。だから私はやはり、本当に多く悩みながら書く様になりますが、こういうのは歌詞だけがくれる魅力ではないでしょうか?

*1乖離(かいり):そむき離れる事、結びつきが離れること
*2厭世(えんせい):世の中をいやなもの、人生を価値のない物と思うこと
*3安分知足(あんぶんちそく)→知足安分:足りる事を知り、分に案ずる事。満足することを知らないと、どんなに豊かであっても安らぐことがないということ。置かれている状況を自分に見合ったものとして不平不満を抱かないこと。

あー、本当に悲しい歌だったんですね・・・(T ^ T)
dkさんへは既に返事を送りましたが・・・
私はdkさんが作った歌詞を翻訳する度に
本当に難しいなぁ・・・と思うんです。

そして少しの後悔。
あー、やっぱり手をつけなければ良かった・・・と(笑)
私の韓国語の能力不足と日本語のボキャブラリーが少ない事もあって
自分では意味が分かってても上手く文字で表現出来なかったり
日本語に訳しました!ってブログにアップする事にも
いつも迷いがあります。

そして、dkさんの歌詞はいつも奥が深いので
そのままの意味なんだろうか?
それともまた別の意味なんだろうか?
もしかして全然違うんだろうか?
とアレコレ悩んでしまうんです(^_^;)

ただ、それがdkさんが言う様に歌詞の魅力であり
そんなふうに私を悩ませる歌詞を書くdkさんの魅力でもあると思っているので
私はdkさんが作る物にひかれ離れられないんだと思っています。

あ。
最後に、私が駆使しているのは、辞書とGoogleと友達です(^_^;)
韓国語はどんなに勉強しても本当に難しいんです。
そして私は約1年、(私の中では)今までにない位の勉強をして
その結果、目の前が見えなくなってグルグルと道に迷って
私が何がしたかったのか、何をしたいのか
本当にずっと悩んで来たんですが
それとは全く関係ない「ラッコの歌」の質問をdkさんにした事で
その答えを貰い、何度も読み返している内に
少しだけ原点に戻れた様な気がしています。

そんな事も含めて、私の質問にいつも快く答えてくれるdkさんと
そして私の友達にも感謝します(*^^*)

감사합니다!!!

価格: ¥150(掲載時)
 

コメント