update:2001.6.10.

Mac-On-Linux

MacOS 8.6以降のMac OSをLinux上で起動する事ができます。
Mac OSをLinux上で起動すると、Linuxを使っていてMacで作業したい時に再起動しなくて済むし、Linuxから直接見えないHFS+領域にあるファイルを使いたい時にも便利という事で、やってみました。
#7.5.2から8.5までのOSも使えるけどちょっと難しいらしいです。

1.ROMイメージファイルを用意します。

私はMacOS 9.1を起動したいのでMacOS 9.1のCD-ROMのシステムフォルダから取り出した「Mac OS ROM」ファイルを「MacとLinuxの共用ディスク」にコピーしました。

2.MacでMOLをダウンロードして、MacとLinuxの共用ディスクにコピーします。

 ftp://ftp.nada.kth.se/home/f95-sry/Public/mac-on-linux/mol-0.9.57-1.ppc.rpm

3.Linuxで起動して、ターミナルを起動し、共用ディスクをマウントします。

 mount -t hfs /dev/hdaX /mnt/hfs <return>

 /dev/hdaX:「X」には、MacとLinuxの共用ディスクのパーティション番号を入力


4.以下のコマンドでMOLを自分のホームディレクトリにコピーします。

 cp /mnt/hfs/mol-0.9.57-1.ppc.rpm . <return>

5.以下のコマンドでMOLをインストールします。

 rpm -U mol-0.9.57-1.ppc.rpm <return>

 rpm:パッケージを管理するコマンド。
 -U:アップグレードを意味します。新規インストールの場合は -i です。

6.以下のコマンドでROMファイルを所定の場所に保存します。

 strip_nwrom /mnt/hfs/"Mac OS ROM"/usr/lib/mol/rom/rom.nw <return>
 これでHFS領域にあるMac OS ROMファイルが
 /usr/lib/mol/rom/ の下に「rom.nw」という名前で保存されました。
 「Mac OS ROM」はファイル名に空白を含んでいるので引用符(")で囲みます。


7.テキストエディタを起動して、/etc の下にある「molrc」という名称の
  設定ファイルを編集し保存する。


ram_size 32 Macに割り当てるメモリ量(MB)です。
48か、64くらいにしておく。
blkdev: /dev/hda -ro 起動したいシステムの入っているパーティションを指定します。私の場合はhda9です。
後ろの -ro はread only (読み込み専用)の意味で読み書きしたいときは -rw にします。
resolution: 640/480/75
depth: 32
画面の設定です。
この例だと640x480 でリフレッシュレート75MHz、
32ビットカラー(フルカラー)モード。


8.ターミナルから以下のコマンドを入力しビデオモードの設定をします。

 molvconfig <return>

まず、すでに実行している場合は前の設定を削除して設定しなおすかどうか聞いてくるので、「Y」キーを押します。
最初にiBookモードを設定するかと聞いてくるので、「N」キーを押してスキップ。
miscモード(その他のモード)を設定するか聞いてくるので「Y」キーを押す。
PB 2400では1024x768は使えないので「N」キーを押してスキップ。
800x600の設定になったら、「Y」キーを押し画面表示が赤一色とか青一色とかになったら「Y」キーを押す。画面が表示されなかったり表示が乱れたりしたら「N」キーを押す。
680x480もPB 2400では使えないので「N」キーを押してスキップ。
いくつか使えないモードもあるのでBADが表示されてても気にしなくて良いです。

9.ターミナルから以下のコマンドを入力します。
 HFSパーティションをマウントしている場合は、アンマウントしておいてください。

 startmol <return>

起動したところ







<return>はreturnキーを押すという意味です。